ikkuna/suzuki takayuki

《色》本来オーガニックコットンは、できるだけ手を加えずに仕上げたほうが環境にもやさしく、やわらかな風合いを損なわずにすむのですが、 熟成された綿であるオーガニックコットンは染色性がとても良いという特性もあります。 その特性を活かし、洋服としての可能性を広げるために、染色について考えました。 通常の化学染料での染色では、環境的にも品質的にも不足があるため、私たちは、草木から抽出した色素を染料に選びました。 しかし、昔ながらの草木染めでは、退色や変色などの現象が起こってしまうことから新しい染色の方法をとっています。 生地本来の色である生成りに加え、日本の伝統色から3色を選びました。 四季の移ろいの中で日本人の美意識が生みだした色に強く惹かれています。 オーガニックコットンのやわらかな風合いと、自然との調和により生みだされた伝統色との相乗効果によりいつもよりやさしい洋服に仕上げました。